対人恐怖気味の大学生による日記。

人付き合いがとにかく苦手。一人でいるのが楽。社会に出たくない…。

東北に行ってきた

3月5日~9日にかけて、北海道&東日本パスという格安のきっぷを使い東北・北海道に一人旅へ行ってきました。

 

5日間バイトもなく、授業もなく、気ままに好き勝手に行動できたから、かなりリフレッシュできたように思います。

 

せっかくなので旅を大まかに振り返ってみる。

 

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一日目は東京から上越線をひたすら北上。

沿線にあるスキー場も雪が減ってシーズン終了といったところでした。

昼頃に東京を出て、割とスムーズに新潟に到着。何回か来たことがあるのであまり達成感はなし。東京から近いもんなぁ。というわけで新潟駅前で一泊。

 

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2日目。羽越本線で日本海沿いに北上して、余目へ。

途中、乗り継ぎで村上駅という駅で1時間半ほど待つことになり近くのセブンに向かう。

コーヒーを入れていたら横からおじいさんが話しかけてきた。

「ここのコーヒーうまいと思わねぇ?」

そうですねぇ、美味しいですよね、なんて言ってたらそそくさとカップヌードルにお湯を入れて出て行ってしまった。

 

このおじいさん、村上から乗り継いだ酒田行きの列車にたまたま乗り合わせたのだが、そのコミュ力が半端じゃない。

車内が暑いと感じるやいなやすぐさま運転席へ向かい運転手に温度調節してくれと直談判していたし、隣のボックスシートに座っていた地元の女子学生にもしきりに話しかけていた。

 

すごい人だ。

話しかけられていた学生はそっとしておいてくれ、といった感じに見えたけど、話しかけたいから話しかける、相手のことは気にも止めない、みたいな姿勢は見習いたいなぁ、なんて思った。今の時代、こんな気さくな人って珍しいよね。

 

写真はコミュ強おじさんと乗り合わせた村上発、酒田行き。

俗に言う国鉄色、ってやつでした。最近塗り替えたんだろうか。

 

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余目から陸羽西線奥羽本線を乗り継いで少し遠回りをしつつ秋田へ到着。

着いたら結構な雨で、折りたたみ傘を持って行って正解だったな、なんて思いつつホテルで一泊。

 

3日目、奥羽本線でさらに北上。いよいよ本州最北の青森県へ突入。

さて、今回の旅の途中に絶対に立ち寄りたかった場所。弘前駅五能線に乗り換えていざ驫木(とどろき)へ~。

 

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うお~~~。

相変わらずええ景色ですなぁ~。

この駅は目の前が日本海で、その他にはなにもない駅。もちろん無人駅。

列車が着いたのが15時半。次の列車は17時半である。

2時間、まったり海を眺めながらコンビニで買ったパンをかじる。うめぇなぁ。

天気は晴れで、運良く日の入りのその瞬間を見届けることができた。

 

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実は、この駅には「駅ノート」というものが駅舎に置いてあって、自由に書き込みができるのだが、俺は2年前に訪れた時に書き込みをしたのをうっすらと覚えていた。

 

探してみると…あった(笑)

懐かしいなぁ。なんて言ってもたったの2年前だけれども。

 

今回も記念にノートに書き込みをしてきました。またいつかこの駅を訪れよう。そう誓って驫木駅をあとにした。

 

五能線五所川原方面へまた逆戻り。川部で奥羽本線に乗り換えて青森駅へ。

 

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いやぁ、さすがに寒いわ。青森は。まだ路面に雪も残っていた。

ここで一泊。ホテルが予想よりボロくてビビったよ…。

安かろう悪かろう、やね(笑)

 

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4日目。グダグダと昼ごろまで過ごし、新青森駅から特急に乗って目指すは北海道。

春のダイヤ改正北海道新幹線が開通するのに伴って、青森と函館を結ぶ特急「白鳥」は廃止になるそうで…。

18きっぷでも何度か利用したこの列車。なくなると思うと寂しいね…。

 

青函トンネルの手前で在来線と新幹線がドッキングするところは一人で興奮してたわ。

あれは本当に凄い。

 

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今回使ったきっぷの良いところは、18きっぷでは適用されない新青森から函館までの白鳥号全区間の運賃が適用されるということ。

つまり、特急料金さえ払えば函館まで特急に乗れるのだ。

鈍行ばかり乗っていると、特急の速さと快適さに驚かされる。

 

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夕方、函館に到着。風強すぎ。寒すぎ。

本州とは格段に寒さが違う。ホテルに向かうにはあまりにも早かったので、時間つぶしに函館本線に乗ってどこか行ってみることにした。

降りたのは大沼公園駅。駅の周辺に沼地が広がっているらしいが、もう既に真っ暗でなにも見えない…。観光は素直に諦めて、函館に戻ることにした。

 

 

函館で4泊目。ついに最終日、5日目。

 

昨晩乗った函館本線を再び戻る。途中、森駅というところで1時間以上待たされる。

目の前が海だったので、海岸まで行ってみた。

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正面に見える駒ケ岳(だったと思う、うろ覚え)が綺麗。

あ~東京戻りたくないわ~。

 

でも明日からはバイトがある。東京に戻らないわけにはいかない。

森から長万部へ。長万部から東室蘭へ。東室蘭から苫小牧へ。やっと札幌が近づいてきた。

苫小牧からは札幌方面行きの列車に乗るも、途中の南千歳で下車。もう札幌まで行っていたら帰りの飛行機に間に合わないので、新千歳空港へ。

 

19時すぎ、成田行きで北海道を離れる。

わずか1日ちょっとの滞在で終了した。

 

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今回の旅で使用したきっぷ。

「しばた」って印鑑みたいだな…。

途中下車印を押してくださった駅員さん、ありがとうございました。

 

割とハードな旅ではあったけど、やっぱり家にいたら味わえない達成感のようなものがあるから、今後もまた遠くへ出かけようと思う。

 

 

 

 

~訛りに魅せられて~

 

今回の旅で、青森県を通過した際、地元の女性が隣の席に座って友達と会話していたのだが、訛りがあまりにも可愛すぎた。

今の若者は地方であっても訛りのない、標準語を喋っているものだと思っていたから、彼女らの会話を生で聴いて感動してしまった。

 

津軽弁最高だわ。

というわけで、早速、青森行きの高速バスの予約をしてきた。

思い立ったが吉日。また生の津軽弁を聞き行こうではないか。

 

連続で休みを取れたのは2日。

バイト終わり→夜行バス(泊)→青森一日目→青森ビジホ(泊)→青森二日目→夜行バス(泊)→帰京

という強行スケジュールでいこうと思う。

 

待ってろよ~~青森~。