対人恐怖気味の大学生による日記。

人付き合いがとにかく苦手。一人でいるのが楽。社会に出たくない…。

硬派な男になろう。

今月も今日を含めてあと3日になってしまった。

1月末に後期の授業が終わって、まるまる二ヶ月は休みがあったわけだけど、まぁなんというか、大したことはできなかったな、という感じである。

 

春休みの大半は睡眠とアルバイトに費やされた。

これだけ勤務に入っていれば月に8万円程度は稼げるのだが、自炊をしていないためその大部分はコンビニ弁当や、スーパーの惣菜なんかの食費に消えてしまう。

 

3月は北&東パスを利用して東北へ一人旅へ。

そして夜行バスで再び東北へと旅行した。

2回目の東北旅行は「旅の恥はかき捨て」という気分で、地元の子らしき女の子二人に声をかけてみた。

 

結果、一人はラインを交換することに成功したが、もう一人は失敗であった。

確率的には1/2で悪くはないが、この子には最初のメッセージだけ既読がつき、その後は未読スルーされている。

ナンパは本当にメンタルが病む。未読スルーなんて当たり前だからだ。

 

なーんでコミュニケーションが成立しないんだろうな。

ほとほと嫌になる。

 

俺は今まで「出会いの手段としてナンパは最強説」を必死で唱えてきたが、最近はどうもそうは思えなくなってきた。

確かに、ナンパは好みの外見の女性に好きなだけアタックをすることはできるが、「始まりがナンパ」という出会い方はお互いが相手を信用できるまでに多大なる時間を要することになる。

女性視点からしたら、軽々しく見知らぬ女性に声をかける男、だし、

ナンパ師視点からしたら、どこの誰ともわからない変な男に心を許す女、

ということになる。

 

まぁ当たり前のことなのだが…。

もっとも、今更こんなことを言いだしたのにはワケがある。

 

俺のナンパが全くと言っていいほど、成功しないからだ。

俺はナンパを「女性と話すことに少しでも慣れる」ためにやっているので、喫茶店で軽くお茶でもできれば大満足なのだが、その段階にすら容易にたどり着けない。

連絡先交換、まではなんとかできても、途中で相手からの連絡が途絶えてしまうため、出会って目の前で話をするところまですら行くことができないのである。

 

人間、向き不向きがあるのは間違いない。

俺は今まで自分をごまかしつつも声掛けをしてきたが、どうにも女性たちから受け入れてもらえないようだ。

 

ナンパで生まれてはじめて、彼女もできた。

だが、相手に信頼してもらえなかったし、こちらも彼女のことを疑い続けることになった。結果として、彼女との関係はひと月ほどで破綻し、再びひとりぼっちの身となった。それ以来、毎日、というわけではないが気になる人がいれば声をかけ、なんとか出会いへと昇華させようとしてきたが、誰からもラインのメッセージがこない現状を顧みるに、「俺のナンパ活動は全く実を結んでいない」といえる。

 

まぁそもそも人嫌いでコミュ障で、無口で根暗な俺がナンパに手を出すということ自体が間違っていたのかもしれない。というか普通の人間はナンパなんてしない、間違いなく。笑

 

まもなく新年度を迎えるにあたって、一度ナンパ活動を休止することにした。

今年は絶対に「授業に毎回出席し」、「単位を修得し」、「あわよくば免許も取得」しなければならない。来年には就活が控えているのだ。

ナンパにうつつを抜かしている場合ではない。

 

サークルにも入らず、ゼミにも入らず、もう学生のうちに彼女ができる見込みはなさそうだが、まぁしょうがないわ。

 

誠実に生きていこう。

社会に役立つことをしよう。

そうすればじきに良いことが訪れるかもしれん。

 

今はじっと耐えるしかないのだ。